きままにカルテ

映画・本・漫画などの感想を延々とひたすら書き記そうと思ってるブログです。

【LIFE!/ライフ (2013)】 クスッと笑えて勇気が出る!

「LIFE!/ライフ (2013)」という映画の感想です。  

★映画『LIFE!/ライフ』 - シネマトゥデイ

★映画『LIFE!/ライフ』オフィシャルサイト

 

オススメ度

★★★★★★★★☆☆

勇気を出したい人にオススメ

 

あらすじ 

雑誌「LIFE」の写真管理部で働くウォルター・ミティ(ベン・スティラー)は、思いを寄せる女性と会話もできない臆病者。唯一の特技は妄想することだった。

ある日、「LIFE」表紙に使用する写真のネガが見当たらない気付いたウォルターはカメラマンを捜す旅へ出る。

ニューヨークからグリーンランドアイスランド、ヒマラヤへと奇想天外な旅がウォルターの人生を変えていく。 

出典:シネマトゥデイ 

期待を上回る作品でした

映画館で予告を見て気になってた作品。そこまで自分好みではないだろうなと期待感は低かったのですが、見てみたらとても良かったです!

最初、日本語吹き替え版を少し見たのですが、耐えられずに字幕版を見ました。タレントさんには申し訳ないですがどうしても集中できず…

この作品は主人公に感情移入することで最高の1本になりえると思うので、もし「ちょっと感情移入できなそう」と思ったら面倒でも字幕で見た方がよいかと思います。

 

旅している気分で楽しい!

 

主人公はLIFE!誌のネガフィルム管理部門に勤める、地味で妄想癖のある男。ある日LIFE!誌が廃刊になることが決まり、最終号の表紙には25番のネガが使われることに。しかし25番のみ見つからず、写真家のショーンの元を訪ねることに…

というわけで、ショーンを訪ねて世界を旅することになるわけだけど、これがとにかく爽快で楽しかったです!

 

この映画では主人公がとにかくすごく冒険をしてます。

元々好きな女性とすら上手く話せない主人公なのに、いきなりそんなところに行けるものなのかな?と思いましたが、徐々にそうせざるをえない心情に追い込まれたりと、思ったより納得できる形でスケールが大きくなっていったので、主人公と共に冒険にのめり込めました。

グリーンランドアイスランド、サメと闘ったりヒマラヤに登ったり噴火する火山から逃げたり…考えられないスケールだけど、旅行好きな人は見てて心が躍ると思います!

 

人生は全てが上手くいくわけではない

 

最終的に主人公は妄想癖もなくなって、好きな女性とも結ばれます。だけど会社はクビのまま…もうここがすごく素晴らしいと思いましたね!

もしこの映画が完璧なサクセスストーリーだったら、彼の最後の働きによってクビが撤回されていたかもしれない。だけどそうじゃない。もうほんと…素晴らしいです。(二度目)もし会社が彼の解雇を取り消ししていたら興ざめでしたね。

この、完璧じゃないけど確実に先に進んでいるという感じがたまらなく良いです。

 

役者さんが上手いのでしょうが、旅をする前と後とでは主人公の印象が全然違う。最初はいかにも地味でしたが、ラストの方はいかにお頼りがいのある雰囲気。これには単純にすごいなあと思いましたね。

 

笑える!最高の伏線回収

 

この映画は、見ている間「ああ、うまいなあ」と思うことが多かったです。特にグッときたのは、ネットの出会い系サイト(?)の男の人です。

彼は冒頭からずっと電話でだけ登場してて、地味だった頃の主人公も知ってるし、逞しくなった後の主人公も知ってる。しかも、最後には最強の切り札として使われている。本当にこれは唸りましたね。なにしろ会ったこともない彼が、主人公の変化を一番よく理解してたのですから。

 

それにしてもこの男の人、出会い系サイトのプロフィール欄を埋めるために度々主人公に電話をかけてくるんだけど、そのタイミングが絶妙で何度も笑いました(笑)

旅先で大変な目に遭っている時に限って「プロフィール欄が…」って(笑)今それどころじゃないから!って見ながらツッコミ入れましたね(笑)

 

素敵な言葉と爽快感が残る 

 

たびたび出てくるLIFE!の標語も素晴らしいです。実行することは難しいけれど、やってやれないことはないのかもしれない。そんな気分にさせられます。

 

 話の中で出てきたセリフで印象深かったのは写真家のセリフでしょうか。

「美しいものは注目を嫌う」

 とても素敵な言葉だなあと思ってメモりました。

 

これはそのまま主人公のことでもあるし、陰ながら一生懸命生きている人へのエールのようでもあるなあと…。それがあの25番ネガを使った最終号表紙に繋がるように思います。

  

とにかく25番ネガには何が映っているのか?というドキドキ感を筆頭に、こまごまとした驚きがいっぱい詰まった映画です。見終わった後はとても爽快感がありました。笑えるし、やる気もわくし、個人的にはとても楽しかったです!