きままにカルテ

映画・本・漫画などの感想を延々とひたすら書き記そうと思ってるブログです。

【ラストベガス】 ゴキゲンであったかい人生と友情の映画!

ラストベガス (2013)」という映画の感想です。 

ラストベガス(字幕版)
 

★映画『ラスト・ベガス』 - シネマトゥデイ

 

 

オススメ度

★★★★★★★★☆☆

頑張りたい人にオススメ

 

あらすじ 

58年来の親友同士であるビリー(マイケル・ダグラス)とパディ(ロバート・デ・ニーロ)、アーチー(モーガン・フリーマン)とサム(ケヴィン・クライン)。

彼らの中で唯一独身のビリーが年下の恋人と結婚することになり、仲間たちがラスベガスに集結する。

独身最後のバカ騒ぎとばかりにアーチーらが盛り上がる中、パディだけがしかめ面をしていた。

出典:シネマトゥデイ 

劇場人気はイマイチだったようですが…

サイトの広告で見て一気に「面白そう!」と思って劇場に観に行った映画です。

私が観に行った映画館では、同時刻に「モンスターズ」の上映が行われており、大勢いるお客さんはすべてそちらへ吸い込まれていきました(笑)往年のスターより身近なイケメンなんだな、と思った瞬間ですね…(笑)

(※モンスターズは、藤原竜也さん・山田孝之さん出演の映画です)

でも私はこの映画を見て本当に良かったと思ってます!

 

派手で面白い!

 

さっそく映画の感想ですが、真っ先に浮かぶのが「ゴキゲン」という言葉。とにかく可笑しくて、面白くて、派手!

ラスベガスで過ごしているシーンがほとんどなので、肉感的な美女とかも多く出てきて、とにかく派手です。

そしてなにより面白くて笑えます!

主人公4人がシニア世代だからこそ笑えるというネタが満載で、もしこれが若者だったら絶対面白くなかったと思います。そういう意味では、高齢化社会の現代にピッタリな映画かもしれません。

しかしその派手さの裏には、こつこつと築いてきた長年の人生があり、慎ましい生活なども描かれています。そういった悲喜交交があるからこそ、友人の結婚の前夜祭にベガスで騒ごうという、この一瞬の派手さが際立つのだと思います。

 

感動のコメディのさじ加減が最高!

 

この映画では長年の友情も描かれています。かつて同じ女性を取り合って対立したビリーとパディは今でもそれを引きずっており友情に亀裂が入ったままの状態。

女性は最終的にパディを選んだものの、実はそれもモテ男のビリーが譲ったからでした。こういうのは例え友情のためとはいえ、嬉しいような苦しいような複雑な気持ちになりますね。

しかしこの友情は、映画の後半になって確固たるものであることが再確認されます。この時はさすがに泣きそうになりました。

とはいえ、この映画はその「感動」をずるずると引きずらないのです。爽やかな感動をそのままコメディにのせて視聴者を笑顔にしてくれるのです。

普通だったら「もうちょっと余韻に浸りたかった」と思うところですが、この映画の場合はそこが「らしいな」という気分になります。この切り替えの早さが、すっきりとした感覚を残してくれる気がするのです。

 

 

人生の幸せとは何なのか?

 

70歳になるシニア世代4人が、鬱々とした日常を過ごす中、友情という絆を元に最高の輝きを得る。
恐らく同じ世代の方からすればすごく元気を得られる映画だと思いますし、そうじゃない世代でも何かを感じられる映画だと思います。

昨今は「ネタ映画」も多いですが、こういう人生に即した映画も最高に素敵だなと思いましたね。

 

誰だって老いていくし、いつかは人生に終止符を打つ。
そう考えると、不安や不満に溜息をついて人生を過ごすよりちょっとしたことに楽しみや興奮や快感を感じて生きていた方が数倍素晴らしいと思います。 そのときに、こんな素晴らしい友がいたら本当に最高ですね!

 

親友と呼べる本当の友人など居なくて、その時々のTPOに合わせて付き合う相手を選ぶと言うSNS時代の昨今です。そういう時代にあってはなかなか難しいかもしれないけれど、やはり友情って最高だなと思いました。

  

血のつながりもなく、家族という社会的なつながりもない。それであるのに相手の幸せを願える。それって本当の意味で幸福なんじゃないかな?と思います。
そんなことを考えた映画でした。